永遠の0

映画化もされた百田尚樹の永遠の0は、やはり夏が来たら読んでもらいたい作品です。

とっても分厚い本なので、少し躊躇してしまう感はあると思います。

私も、これを読むのには少し戸惑いました。

しかし、一度ページを開くと次の展開が気になり、どんどんと世界観に浸ってしまいました。

物語は過去と現在を行き来します。

主人公の健太郎という青年は、姉のお願いで亡くなった祖父のことを調べるようになります。

実は、健太郎たち兄弟が祖父だと慕っていた人物は祖母の2番目の夫で、最初の夫である祖父は戦争で命を失っていました。

ゼロ戦乗りだった祖父の生涯を調べると、その技術の確かさから信頼されたゼロ戦乗りだったということや、臆病者と言われていたということを知ります。

信頼されたパイロットでありながら、臆病者と言われる祖父。

この言葉に隠された真実を明らかにさせるため、当時の仲間や祖父を知る人物たちに会いに行き、祖父のことを調べていきます。

戦争のシーンは文字なのにありありと情景が見えてくるようで、生々しさを感じました。

そして、良い面も悪い面もすべて描かれているので、偏見なく読み進めることができます。

だから、若い人にぜひこの本は手に取っていただきたいです。

どう思い、感じるのかは人それぞれだと思います。

戦争のことを、日本が過去にしたことを把握するのにはとても参考になる本だと思います。